内藤証券

マーケット情報

お取扱商品のマーケット情報をご覧いただけます。

中国株ニュース 詳細

唯冠国際控股、15年6月25日に売買再開の予定

2015.05.12 10:19

 唯冠国際控股(00334.HK)は11日、新たな筆頭株主グループによる同社株へのマンダトリー・オファー(義務的公開買付)の実施結果を明らかにした。応募株数は全体の0.32%にとどまり、買付が終了。これにより、同筆頭株主グループの持ち株比率は95.17%となった一方、浮動株比率は4.83%まで低下した。

 マンダトリー・オファーですべての独立株主の応募を得られなかったことから、唯冠国際控股は当初の予定通り、浮動株比率の回復を目的に既存株1株につき新株2株を割り当てる株主割当増資(オープン・オファー)を実施する。割当対象は独立株主のみで、1株あたりの発行価格は0.35HKドル、権利落ち日は2015年5月13日となる見込み。これにより、2015年6月24日までに売買再開の条件達成を目指すとしている。

 同社株は2010年8月2日から長期売買停止中だが、順調に進めば、2015年6月25日に取引を再開する予定。同日付で売買単位は8000株、社名も 「TCL顕示科技控股有限公司」(TCL Display Technology Holdings Ltd.)にそれぞれ改められる。

(同件につきましては、2015年4月21日付「マンダトリー・オファーがスタート」、2015年3月12日付「株主総会で再編計画が承認」、2015年2月17日付「再編の予定スケジュールをあらためて発表」、2014年12月12日付「債権者集会で再編計画を承認」、2014年9月17日付「株主総会を再度開催」、2014年7月24日付「株主1人が再編計画決議の無効を主張」、2014年6月30日付「再編計画の予定スケジュールを発表」、2014年6月2日付「大規模再編を計画」、2014年3月28日付「香港証取に追加資料を提出」、2013年8月21日付「TCL集団が実質筆頭株主に」、2013年1月21日付「上場廃止決定を香港証取が留保」、2012年12月10日付「売買再開プランを再提出」、2012年9月25日付「上場廃止決定の再考を求める」、2012年6月18日付「売買再開プランを香港証取に提出」、2012年1月4日付「『上場廃止手続き』の第3段階に」をご参照ください)
 
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/05/11)

一覧へ戻る

外国株式のリスク
外国株式等は、株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。また、為替相場の変動等により損失(為替差損)が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等により、損失が生じるおそれがあります。
外国株式取引の手数料について
外国株式取引の手数料はお客様の取引形態により違いがあるため、投資にかかる手数料についてはこちらをご確認ください。
外国株式取引は、クーリング・オフの対象にはなりません。
中国株の株価・企業情報などについて
株価情報の提供元や表示内容、表示方法のご説明、また配当情報の注意点などを記載しています。
詳しくは中国株の株価・企業情報などについてをご覧ください。
米国株の株価・企業情報などについて
株価情報の提供元や表示内容などを記載しています。
詳しくは米国株の株価・企業情報などについてをご覧ください。