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BBI生命科学、一部株主に株式が集中
2015.04.30 18:00
BBI生命科学（01035.HK）は29日、2015年4月13日時点で大量の株式が一部の株主によって保有されているという香港証券及期貨事務監察委員会（SFC＝香港証券先物管理委員会）の指摘を明らかにした。このため少量の株式取引でも株価が大きく変動する可能性があるとして、SFCは投資家に注意を喚起している。
SFCによると、13人の株主が発行済み株数の約18.03％を保有。このほかに王啓松・主席ファミリーとファンドの持ち株比率が合計で約75.00％に上る。
これら13人、王主席、ファンドが保有する株式は発行済み株数の約93.03％に達し、その他の一般株主の保有株は約6.97％にすぎない状態にある。
同社株は2014年12月30日に香港メインボードに上場。公募価格は1.75HKドルで、上場日の終値も同額だった。2014年12月31日～2015年4月1日にかけて終値は1.75HKドルから1.93HKドルに上昇。だが、2015年4月2～23日にかけて急騰。2015年4月23日の終値は3.97HKドルとなり、2015年4月1日の終値1.93HKドルに比べ約105.7％高となった。出来高も大幅に増加した。2015年4月28日の終値は3.46HKドルで、2015年4月1日に比べ約79.3％高、上場日に比べ約97.7％高という。
この間の2015年1月30日に2014年12月本決算が前年比で8～12％減益となる見通しを発表。2015年3月18日に発表した2014年12月本決算は15％減益だった。
同社の説明によると、浮動株比率は上場規則で定められた下限の25％を上回っているという。
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/04/29)
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