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成報伝媒、経営トップをめぐる報道に反論
2015.04.30 15:45
成報伝媒（08010.HK）は29日、2015年4月24日付で新聞に掲載された同社の谷卓恒・主席をめぐる記事について、その内容を否定する声明を発表した。誹謗中傷を目的とした事実無根の内容であり、賠償責任を要求すると強調。すでに香港や中国本土の警察に通報した説明している。
広東省広州市の地方紙「南方都市報」によると、谷主席は広東省深セン市にネット金融プラットフォーム「美貸網」を開設し、違法に人々から資金を集め、2014年9月に空港で公安当局に身柄を拘束された。その際に偽造身分証明書などを携帯しており、公文書偽造の容疑もかけられた。被害者の数は300人に達し、被害額は3000万元を超え、さらに拡大する可能性があるという。
こうした報道内容に対し、谷主席は中国本土や香港の自由に行き来できる状況にあると同社は説明。問題となっているネット金融プラットフォーム「美貸網」と谷主席とは無関係と強調している。
なお、同社株は2005年4月28日から売買停止となっている。
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/04/29)
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