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首長四方、大規模増資を発表
2015.04.15 13:15
首長四方（00730.HK）は14日、筆頭株主の首長控股（香港）有限公司（首長控股）を割当先とする第三者割当増資を実施すると発表した。割当株数は9億2000万株（現在の発行済み株数の約79.85％）。割当価格は総額3億7720万HKドル、1株あたり0.41HKドル。調達資金は諸費用を除いて約3億7670万HKドルに上る。今回の増資により、首長控股の持ち株比率は大幅に上昇するが、マンダトリー・オファー（義務的公開買付）の免除を申請するという。
このほかに首長四方は6億株に上る新株（現在の発行済み株数の約52.07％）を1株あたり0.41HKドルで複数の投資家に割り当てる計画。調達資金は諸費用を除いて約2億4100万HKドルに上る見込み。
割当価格の1株あたり0.41HKドルは、2015年3月26日の終値0.445HKドルを約7.87％下回る。
一連の増資による調達資金は、ファイナンスリースを手がける南方国際租賃有限公司（南方租賃）への出資に充てる。出資額は首長四方が9750万米ドル、首長控股が4050万米ドル。これにより首長四方の南方租賃に対する出資比率は、現在の100％から75％に低下することになる。
今回の情報開示のため、同社株は2015年3月27日に売買停止となったが、2015年4月15日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/04/14)
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