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華章科技、一部株主に株式が集中
2015.04.09 11:20
華章科技（01673.HK）は8日、2015年3月24日時点で大量の株式が一部の株主によって保有されているという香港証券及期貨事務監察委員会（SFC＝香港証券先物管理委員会）の指摘を明らかにした。このため少量の株式取引でも株価が大きく変動する可能性があるとして、SFCは投資家に注意を喚起している。
SFCによると、20人の株主が発行済み株数の約18.92％を保有。このほかに朱根栄・主席など経営陣の持ち株比率が約75.00％に上る。
これら20人と朱主席が保有する株式は発行済み株数の約93.92％に達し、その他の一般株主の保有株は約6.08％にすぎない状態にある。
同社株は2013年5月16日に香港GEMに上場。2015年1月5日にメインボードに市場変更した。メインボード上場の初日の終値は4.45HKドルで、出来高は138万8000株だった。
2015年1月6～9日は3.27～4.45HKドルで推移。2015年1月9日の終値は3.38HKドルだった。2015年の1月12日～3月24日の同社株の終値と出来高は比較的安定。この間の終値は3.38HKドルから3.66HKドルへと、約8.28％高という緩やかな上昇を示した。日平均の出来高は88万7440株だった。2015年4月2日は終値が3.79HKドル、出来高が90万8000株。
この間の2015年2月9日に、同社は2014年12月中間決算の純利益が前年同期比99.7％増の2200万HKドルに上ったと発表。2015年2月27日には5000万元に上る金融商品への投資で約4万1000元の利益を得たことを明らかにしていた。
同社の説明によると、浮動株比率は上場規則で定められた下限の25％を上回っているという。
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/04/08)
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