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万科企業、15年1-3月期決算は大幅減益見通し
2015.04.03 09:47
万科企業(02202.HK)は4月2日、2015年1-3月期決算が前年同期比で大幅な減益となる見通し(未監査)を明らかにした。純利益は54~61%減の6億~7億元の見込み。ただ、現在のところ、2015年12月本決算では増益になると予想しているという。
同社によると、比較対象となる2014年1-3月期決算は粗利益率の高いプロジェクトの受け渡しが多かったうえ、多額の投資利益を計上。こうした特殊要因が2015年1-3月期決算にはなかったと説明している。
不動産販売の収益の確認には季節性があり、一般的に1-3月期の竣工量が年間に占める比率は小さい。2015年1-3月期の竣工面積は、年間予想の5.5~6.0%にすぎない見込み。
また、比較対象の2014年1-3月期は、粗利益率の高い上海市や広東省深セン市での竣工が多かった。同期の純利益率は16.1%に上昇し、2014年全体の平均水準である10.8%を大幅に超過していた。一方、2015年1-3月期では、こうした状況がなかった。
こうしたことから、2015年1-3月期の減益で、2015年12月本決算の利益変動を判断するのは不適切と説明している。
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/04/02)
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