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中国中薬、大規模な増資計画を発表
2015.03.31 14:01
中国中薬（00570.HK）は3月30日、第三者割当増資を実施すると発表した。筆頭株主と重役2人が合計32億HKドルを引き受けるほか、機関投資家25社も合計で約40億HKドルを出資する。このほか機関投資家を物色し、最高で8億5628万8000株に上る新株（現在の発行済み株数の約33.79％）を発行する計画という。
いずれも割当価格は1株あたり4.68HKドルで、2015年3月17日の終値4.78HKドルを約2.09％下回る。
筆頭株主の国薬集団香港有限公司（国薬）は5億9829万598株（約23.61％）を28億HKドルで取得する。また、楊斌・総経理と王暁春・執行董事（執行取締役）はいずれも2億HKドルを拠出し、4273万5042株（約1.69％）を購入する。これら三者からの調達資金は、諸費用を除いて約31億9800万HKドルの見込み。
機関投資家25社が取得する新株は合計8億5466万4000株（約33.73％）に上る。諸費用を除いた調達資金は約39億6440万HKドルの見込み。
このほかに機関投資家を物色する計画では、上限株数を発行した場合、諸費用を除いた調達資金は約39億7180万HKドルにの見込み。
調達資金は企業買収などに充てる。また、今回の増資を通じて株主基盤を拡充することで、企業イメージの向上も図れるという。
今回の情報開示のため、同社株は2015年3月18日に売買停止となったが、2015年3月31日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/03/30)
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