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高鋭中国物聯網、筆頭株主からIT企業グループを買収
2015.03.26 10:26
高鋭中国物聯網（01682.HK）は25日、実質筆頭株主の高志寅・主席などから、IT（情報技術）などを手がける企業グループを買収すると発表した。買収するIT企業は、「三網融合」（トリプルプレイ）、IoT（モノのインターネット）、スマート・シティなどのソリューション事業を手がけていると説明。買収価格は364億5090万3600HKドルに上り、すべて高鋭中国物聯網の新株で支払うという。
発行する新株は127億66万3275株（現在の発行済み株数の約2443％）に上る。発行価格は1株あたり2.87HKドルで、2015年3月20日の終値4.11HKドルを約30.17％下回る。
この買収計画には株主総会の承認が必要。また、「リバース・テイクオーバー」（時価総額の小さな企業が大きな企業を買収すること。裏口上場の手段の一つでもある）に該当することから、香港証券取引所の許可を得なければならない。
今回の情報開示のため、同社株は2015年3月23日に売買停止となったが、2015年3月26日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/03/25)
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