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【3月6日の中国本土市場】
2015.03.06 17:23
主要指数はまちまち。上海市場は上海総合指数が前日比0.22％安の3241.18ポイント、A株指数が0.22％安の3396.05ポイントと、小幅に続落。B株指数はわずかに反発し、0.05％高の295.32ポイント。深セン市場はA株指数が3日ぶりに大きく反落し、1.55％安の1726.54ポイント。B株指数は小反発し、0.24％高の1101.40ポイントだった。両市場の売買代金は前日に比べ約12％減少し、概算で6433億元だった。「滬股通」（香港経由の上海A株投資）は4億6500万元の買い越しにとどまり、消化率は4％に低下した。
全国人民代表大会（全人代）会期中の週末を迎えて様子見ムードが強く、上海総合指数は前日終値を挟んで一進一退となり、小幅安で引けた。売買代金は両市場いずれも減少。上海市場は全体の5割半の銘柄が下落した。深セン市場はベンチャー企業が上場する「創業板」の銘柄を中心に売られ、全体の6割半が値下がりした。
A株市場では、中国アルミ'A'（601600.SS）がストップ高。深セン市場に上場する傘下企業の株式を売却すると発表し、これが材料視された。国有系企業に民間資本を誘致する動きを受けとめられ、そのほかの非鉄金属株も総じて堅調だった。また、中国北車'A'（601299.SS）が8.01％高、中国南車'A'（601766.SS）が7.57％高。両社の合併計画を国務院国有資産監督管理委員会が大筋承認したことを好感した。恒源煤電（600971.SS）が7.81％高など、石炭株も堅調。時価総額の大きな銀行株や石油株も、本日はしっかり。一方で家電、インターネット金融、メディアなどの関連銘柄の下げが目立った。
上海B株市場は全体の6割半の銘柄が下落したものの、時価総額の大きな内モンゴル伊泰石炭'B'（900948.SS）が上昇率2位の3.04％高となったことから、上海B株指数はかろうじて反発した。深センB株市場は上昇銘柄と下落銘柄の数が拮抗したが、大型株を中心に堅調だったことから、深センB株指数は小幅高となった。昨日の下落率2位だった招商局地産控股（200024.SZ）は反発し、本日は1.45％高。長安汽車（200625.SZ）が上昇率3位の2.76％高など、自動車株も堅調だった。（中国部・千原）
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