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大悦城地産、株主割当増資を計画
2015.03.02 11:23
大悦城地産（00207.HK）は27日、既存株2株につき新株1株を割り当てる株主割当増資（ライツ・イシュー）を実施すると発表した。日本人を含む海外株主は規制があるため増資に応じることはできない。1株あたりの割当価格は1.35HKドル。これにより、最大で約63億6400万HKドル（諸費用を除く）を調達する見込みで、「大悦城」ブランドで不動産開発を手がける企業グループへの買収などに充てるとしている。株主割当増資の調達資金でも足りない場合、大悦城地産は親会社に対して最大44億8581万2677株の転換型優先株を発行する可能性もあるという。優先株の発行価格は1株あたり1.35HKドルで、普通株1株に転換可能。最大で60億5584万7113HKドルを調達できるとしている。
なお、株主割当増資の割当価格や優先株の発行価格である1.35HKドルは2015年2月27日の終値1.43HKドルを5.6％下回る水準。予定スケジュールによると、株主割当増資の権利落ち日は2015年3月18日となる。
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/02/27)
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