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千里眼、筆頭株主の交代で義務的公開買付
2015.02.25 09:50
千里眼(08051.HK)は24日、陳作基・主席を含む経営陣4人が、825万6661株に上る保有株(現在の発行済み株数の約60.07%)を実業家の陳海寧氏に売却したと発表した。売却価格は総額1億4919万7864HKドル、1株あたり18.07HKドル。これにともない陳海寧氏が千里眼の筆頭株主となり、マンダトリー・オファー(義務的公開買付)を実施するという。
マンダトリー・オファーの提示価格は1株あたり18.07HKドルで、2015年1月5日の終値15.80HKドルを約14.37%上回る。陳海寧氏は千里眼の上場を継続する方針。千里眼の浮動株比率が最低上場基準の25%を割り込んだ場合は、これを回復する措置を講じると説明している。
陳海寧氏は深セン市鼎一投資有限公司で総経理を務める人物。マンダトリー・オファーの完了後、千里眼の董事会(取締役)を改選する方針を示している。
今回の情報開示のため、同社株は2015年1月6日に売買停止となったが、2015年2月25日に取引を再開する予定。
(同件につきましては、2014年11月28日付「経営陣が保有株売却で覚書」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/02/24)
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