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【2月17日の中国本土市場】
2015.02.17 17:57
主要指数はそろって上昇。上海市場はいずれも7日続伸し、上海総合指数が前日比0.76％高の3246.90ポイント、A株指数が0.76％高の3402.06ポイント、B株指数が0.19％高の295.39ポイント。深セン市場はA株指数が6日続伸し、0.66％高の1683.37ポイント。B株指数は反発し、0.50％高の1102.07ポイント。両市場の売買代金は前日に比べ約5％減少し、概算で5040億元だった。「滬股通」（香港経由の上海A株投資）の売買代金は4億300万元で、消化率は4％だった。
旧暦午年の最終取引日に当たる本日は、上海総合指数が朝方にかけて上げ幅を拡大。主力の証券、保険、銀行などの銘柄が総じて堅調で、その後も安定的に推移した。旧暦午年の年間上昇率は約60％に達した。本日の上海市場は上昇銘柄が全体の6割近くに上った。一方、深セン市場はベンチャー企業が上場する「創業板」の銘柄が幅広く売られ、全体での上昇銘柄は4割半にとどまったが、下落銘柄よりは多かった。本土市場は明日から旧正月連休となり、2月25日に再開する。
A株市場では航空株が大幅高。中国東方航空'A'（600115.SS）がストップ高だったほか、中国南方航空'A'（600029.SS）が7.41％高、中国国際航空'A'（601111.SS）が6.45％高、海南航空'A'（600221.SS）が5.21％高。旧正月連休中の航空機利用者の延べ人数が前年同期比8％増の4752万人に上る見通しを当局が発表し、航空需要が安定を維持していることが材料視された。上海海博（600708.SS）がストップ高など、上海ディズニーランドの関連銘柄も堅調だった。
上海B株市場は6割近くの銘柄が上昇。海南航空（900945.SS）がA株に追随し、上昇率2位の2.66％高。旧正月を前に観光株も買われ、上海錦江国際酒店発展（900934.SS）が2.14％高、上海錦江国際トラベル（900929.SS）が2.09％高。一方、昨日は堅調だった上海宝信ソフト（900926.SS）が反落し、下落率1位の1.57％安だった。深センB株市場の上昇銘柄は8割に達した。観光株の上昇が目立ち、大東海観光（200613.SZ）が上昇率2位の2.46％高、山東航空（200152.SZ）が1.19％高。昨日は売られた主力銘柄も、本日は買い戻された。（中国部・千原）
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