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長江実業、大規模再編の予定スケジュール
2015.02.06 10:37
長江実業(00001.HK)は5日、スキーム・オブ・アレンジメントを通じた大規模な再編計画の予定スケジュールを明らかにした。同計画を審議する株主総会は2015年2月25日に開かれる予定。同日は同社株が売買停止となり、同日夜に結果を発表後、翌2月26日に取引を再開するという。
大規模再編の柱は、長江実業とその傘下の和記黄埔(00013.HK)の事業を分割し、不動産部門を長江実業地産有限公司(長江地産)、それ以外の事業を長江和記実業有限公司(長江和記)という新設される2社が継承するというもの。長江実業の株主に関しては、保有株は1株につき長江和記の株式1株と交換され、さらに長江和記の株式1株につき長江地産の株式1株が現物配当される。長江実業の現在の株式は上場廃止となり、かわりに長江和記の株式が上場するが、引き続き同じ市場コード(00001.HK)を使用できると説明している。また、長江地産も上場を申請する予定という。
順調に進めば、長江実業の株式は2015年3月10日に最終売買日を迎える予定。3月17日に裁判所によるヒアリングが開かれ、長江和記の株式の交付が始まる。そして翌3月18日に長江実業の株式(売買単位1000株)が上場廃止となり、かわりに長江和記の株式(売買単位500株)の取引が始まる見込みとしている。
なお、和記黄埔の株式に関する予定スケジュールは現時点で明らかとなっていない。
(同件につきましては、2015年1月13日付「長江実業と和記黄埔、大規模再編を計画」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/02/05)
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