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方正証券、会社法違反でCSRCが処分
2015.01.30 12:44
方正証券(601901.SS)は1月30日、株主総会の開催をめぐり「公司法」(会社法)に違反したとして、中国証券監督管理委員会(CSRC)から処分を受けたと発表した。CSRCは同社に対して2015年第2回臨時株主総会(第2回株主総会)の招集を取り消すように指示したほか、第2期董事会(取締役会)と第2期監事会(監査役会)を改選する株主総会について、2015年2月16日までに招集請求権を有する株主によって招集するよう命じた。また、董事や監事に対し、株主総会の開催に向けた作業を進めるよう指示したという。
CSRCによると、方正証券が重大な資産再編を実施した後、内部監査規則と意思決定方式に基づき、株主于総会を招集し、董事会を改選することが決まっていた。だが、株主総会は開催されず、同社のコーポレートガバナンス(企業統治)や内部監査に不健全な状況が発生していた。
同社は2015年1月1日に董事の改選などを行う2015年第2回株主総会を2015年2月12日に開催すると発表したが、これに問題があるとCSRCは指摘。CSRCによると、第2回株主総会の開催をめぐっては、第1回臨時株主総会(第1回株主総会)で董事会と監事会を改選することが前提となる。だが、同社は2015年1月15日に第1回株主総会の招集を取り消すと発表しており、第2回株主総会を開催する前提を失っているという。
また、同社の監事会は2015年1月22日に2位株主の北京政泉控股有限公司が第2回株主総会の招集取消と董事会と監事会の改選案を撤回すると求めたことを明らかにした。これにより第2回株主総会を開催する前提はさらに失われたと説明している。
【出所】上海証取サイト上の公告(2015/01/30)
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