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香港建設、筆頭株主の追加取得にともない義務的公開買付
2015.01.27 10:58
香港建設（00190.HK）は26日、筆頭株主の黄剛（エリック・ウイ）行政総裁と妻の劉慧（バロニア・ラウ）氏が、主要株主から15億9013万5289株（現在の発行済み株数の約13.7％）を買収すると発表した。買収価格は総額3億9753万3822HKドル、1株あたり0.25HKドル。取引が完了すれば、黄行政総裁と共同行為者の持ち株比率は当初の約44.7％から約58.4％に上昇することから、マンダトリー・オファー（義務的公開買付）が実施される見込みという。
マンダトリー・オファーの提示価格は1株あたり0.25HKドルで、2015年1月21日の終値0.212HKドルを約17.92％上回る。
なお、黄行政総裁はストックオプションを買収することで契約しており、これについてもマンダトリー・オファーが実施されるという。
黄主席は香港建設の上場を継続する方針。ただ、マンダトリー・オファーの結果、未保有の株式に対する強制買取権を行使できるようになった場合、上場廃止を検討するという。
今回の情報開示のため、同社株は2015年1月22日に売買停止となったが、2015年1月27日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/01/26)
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