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【1月26日の中国本土市場】
2015.01.26 18:07
主要指数は深センB株を除いて上昇した。上海市場は上海総合指数が前営業日比0.93%高の3383.18ポイント、A株指数が0.93%高の3545.40ポイントと、小幅に5営業日連続で上昇。B株指数は小反発し、0.46%高の294.43ポイントだった。深セン市場でもA株指数が反発し、2.24%高の1617.70ポイント。一方でB株指数は0.03%安の1073.73ポイントと、小幅ながらも3日続落だった。両市場の売買代金は概算で6288億元にとどまり、先週末に比べて約1割減少。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)の売買代金は5億8700万元の買い越しだった。
ギリシャ情勢への警戒感や人民元レートの急落などが影響し、週明けの上海総合指数は後場の半ばまで弱含む展開。その後は堅調な企業決算、国有企業改革や証券改革の進展などが織り込まれると、指数は上げ幅を広げ、3400ポイントを視野に入れて大引けした。深セン市場でも創業板上場の中小型銘柄に好業績狙いの買いが入り、両市場全体では約8割の銘柄が上昇した。上海金橋輸出加工区開発'A'(600639.SS)、張江ハイテク(600895.SS)、上海ポート(600018.SS)、上海陸家嘴金融貿易区開発'A'(600663.SS)など、上海自由貿易区の関連銘柄が大幅高。昨年も中国ネット販売市場の成長が続いたことを受け、ネット金融関連株も上昇。雅戈爾グループ(600177.SS)と金証科技(600446.SS)がストップ高で引けた。
なお、証券大手の申万宏源(000166.SZ)が本日上場し、大幅高で初日の取引を終了。同銘柄に乗り換える投資家も多いとみられ、招商証券(600999.SS)が2.03%安、華泰証券(601688.SS)が1.57%安、西南証券(600369.SS)が1.34%安と、他の証券株はさえなかった。交通銀行'A'(601328.SS)が1.45%安、浦東発展銀行(600000.SS)が1.27%安など銀行株もさえず、指数の重しとなった。
B株市場はA株に連れ高し、約6割が上昇。上海B株では自由貿易区の関連株が好調で、上海金橋輸出加工区開発(900911.SS)が3.91%高、上海外高橋保税区開発(900912.SS)が1.91%高。このほか、コンプレッサメーカーの上海海立集団(900910.SS)は企業買収の計画を手がかりに、ストップ高。上海開開実業(900943.SS)は好業績見通しが好感されて4.72%高で大引けしており、両銘柄で上昇率1、2位を占めた。一方、深センB株では酒造大手が下落。張裕葡萄酒(200869.SZ)が1.72%安、安徽古井貢酒(200596.SZ)が1.21%安で下落率1、2位に沈み、指数の足を引っ張った。(中国部・畦田)
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