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毅高国際、一部株主に株式が集中
2015.01.23 10:57
毅高国際(08218.HK)は22日、2015年1月6日時点で大量の株式が一部の株主によって保有されているという香港証券及期貨事務監察委員会(SFC=香港証券先物管理委員会)の指摘を明らかにした。このため少量の株式取引でも株価が大きく変動する可能性があるとして、SFCは投資家に注意を喚起している。
SFCによると、17人の株主が発行済み株数の約20.42%を保有。このほかに同社の労キン儀・主席の妻である鄭若雄氏を含む主要株主3人の持ち株比率が約73.44%に上る。
これら17人と主要株主3人が保有する株式は発行済み株数の約93.86%に達し、その他の一般株主の保有株は約6.14%にすぎない状態にある。
同社株の終値は2014年11月10日の1.20HKドルから急上昇し、2015年1月6日には2.30HKドルに達した。上昇率は約92%。この間に同社は2014年9月中間決算の純損失が約551万HKドルに拡大したことを明らかにしたほか、上場にともなう調達資金の用途を変更すると発表。また、心血管手術用設備などの販売を手がける企業4社の買収計画も明らかにした。
2015年1月21日の終値は2.04HKドルで、2014年11月10日に比べ約70%高となっている。
同社の説明によると、浮動株比率は上場規則で定められた下限の25%を上回っているという。
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/01/22)
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