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太平洋航運、14年12月本決算で多額の損失計上見通し
2015.01.15 10:14
太平洋航運(02343.HK)は14日、貨物船の用船契約について、2014年12月本決算で約1億100万米ドルの引当処理を実施すると発表した。また、貨物船燃料のスワップ契約についても約3100万米ドルの評価損が発生する見込み。ただ、これらの損失はいずれも現金の支出をともなうものではないと強調している。
用船契約の引当処理は、同社が支払っているハンディサイズやハンディマックスのバルカー(ばら積み貨物船)の用船料が、現在や将来の相場を上回っていることが原因。その背景には、2010年に当時の見通しに基づき、高い用船料を支払うことで長期契約を交わしたことがあると説明。同社が支払う用船料は見込収入を上回ることになると説明している。
スワップ契約は貨物船燃料の変動をヘッジするために交わしたものだが、燃料価格が世界的に低下していることから、公正価値に基づく評価損を計上することになったという。
なお、燃料価格が2014年末から5%低下すれば、さらに約300万米ドルの評価損を計上することになると説明している。
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/01/14)
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