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北大青鳥、経営トップなどにCSRCが厳しい処分
2015.01.08 09:46
北大青鳥（08095.HK）は7日、同社の許振東・主席、徐祗祥・副主席、張永利・非執行董事の3人に対し、中国証券監督管理委員会（CSRC）が厳しい処分を決定したことを明らかにした。イ坊北大青鳥華光科技股フン有限公司（青鳥華光、600076.SS）の情報開示をめぐる問題が原因。許主席と徐副主席に警告すると同時にそれぞれ罰金30万元を科すほか、10年間に及ぶ証券市場参加禁止を決定。証券市場参加禁止が適用されれば、証券業務のほか、上場企業の取締役、監査役、上位管理職に就くことができなくなる見込み。
張非執行董事については、警告のほかに、罰金20万元が科せられる。
今回の処分決定を受け、許主席、徐副主席、張非執行董事は、いずれも申し立ての権利を行使する方針。その結果については、あらためて情報を開示すると説明している。なお、今回の処分決定が、北大青鳥の財務や経営に影響を及ぼすことはないという。
処分決定によると、青鳥華光の経営陣は2007～2012年の決算報告書で実質支配者に関する情報を開示しなかった。また、関連当事者取引について情報を開示せず、2012年12月本決算の税引き前利益を4122万1900元ほど水増しした。さらに関連当事者と実体のない取引を行い、2012年の売上高を水増しした。CSRCは状況が悪質であることから、北大青鳥の経営陣3人を含む関係者多数に対し、証券市場参加禁止や罰金などを科すると決定した。
今回の情報開示のため、同社株は2015年1月7日に売買停止となったが、2015年1月8日に取引を再開する予定。
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/01/07)
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