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権智国際、世紀陽光が筆頭株主に
2015.01.06 14:17
権智国際（00601.HK）は6日、筆頭株主の譚偉豪（サムソン・タム）主席と譚偉棠（トーマス・タム）執行董事（執行取締役）が、5億株に上る保有株（現在の発行済み株数の約41.75％）を世紀陽光（00509.HK）に売却すると発表した。売却価格は総額2億2960万HKドル、1株あたり0.4592HKドル。さらに権智国際は2億3953万2000株に上る新株（同20.0％）を世紀陽光に割り当てる。割当価格は1株あたり0.32HKドル。一連の取引が完了すれば、世紀陽光は権智国際の株式を約51.46％保有する筆頭株主となる。
世紀陽光は取引の完了後、未保有の権智国際の株式に対するマンダトリー・オファー（義務的公開買付）を実施する見込み。提示価格は1株あたり0.4592HKドルで、2014年12月19日の終値0.495HKドルを約7.23％下回る。世紀陽光は権智国際の上場を継続する方針という。
なお、世紀陽光を割当先とする増資で調達する資金は、諸費用を除いて約7445万HKドルに上る見込みで、運転資金などに充てる。
今回の情報開示のため、権智国際と世紀陽光の株式は2014年12月22日に売買停止となったが、2015年1月6日14時（日本時間）に取引を再開した。
（同件につきましては、2014年9月8日付「筆頭株主が保有株売却をめぐり交渉中」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/01/06)
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