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洛陽玻璃、筆頭株主との資産交換で超薄型ガラスに特化
2015.01.05 11:55
洛陽玻璃(01108.HK)は12月31日、筆頭株主の中国洛陽浮法玻璃集団有限責任公司(洛玻集団)との資産交換計画を発表した。さらにA株増資を実施。フロートガラス生産会社を手放し、経営資源を超薄型ガラス生産に集中させるという。
洛陽玻璃はフロートガラス生産の子会社4社と関連会社1社の出資持分を洛玻集団に4億9290万7157元で譲渡。その一方で洛陽玻璃は蚌埠中建材信息顕示材料有限公司(蚌埠公司)の出資持分100%を6億7015万3965元で取得する。蚌埠公司は液晶モニターなどに使われる超薄型ガラスの生産を手がけている。
この資産交換の差額は洛陽玻璃がA株2954万1135株(現在の発行済み株数の約5.91%)を1株あたり6.00元で洛玻集団に発行することで補てんする。発行価格の6.00元は2014年6月27日のH株の終値3.80HKドルを約97.37%上回る。
また、洛陽玻璃はA株の第三者割当増資を実施する。割当価格は1株あたり6.69元。発行株数の上限は3339万830株。調達資金は2億2338万4654元(諸費用控除前)で、運転資金に充てるという。
今回の情報開示のため、同社株は2014年6月30日に売買停止となったが、2015年1月2日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2014/12/31)
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