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新鴻基地産、重役2人に有罪判決
2014.12.22 10:27
新鴻基地産（00016.HK）は19日、郭炳江（トーマス・コック）主席と陳鋸源（トーマス・チャン）執行董事（執行取締役）が、公務員との共謀の罪で有罪判決を受けたと発表した。同じく起訴されていた郭炳聯（レイモンド・コック）主席は無罪。これにともない郭炳江・主席と陳執行董事は辞任。一方、郭炳江・主席の息子である郭基煇（アダム・コック）氏が執行董事に就任した。
新鴻基地産の経営陣をめぐっては、香港政府で政務司長を務めていた許仕仁（ラファエル・ホイ）氏への贈賄容疑で裁判を受けていた。なお、郭炳江氏と陳氏は上訴するという。
なお、新意網集団（08008.HK）と数碼通電訊（00315.HK）は、それぞれの経営トップである郭炳聯・主席が無罪判決を受けたと発表している。
今回の情報開示のため、新鴻基地産、新意網集団、数碼通電訊は2014年12月19日3時45分（日本時間）に売買停止となったが、2014年12月22日に取引を再開する予定。
（同件につきましては、2013年3月11日付「郭炳聯・主席の贈賄容疑が不起訴に」、2012年7月17日付「主席の職務を子息が代行」、2012年5月7日付「前主席も逮捕・保釈」、2012年3月30日付「汚職疑惑の郭兄弟は引き続き共同主席に」、2012年3月21日付「新意網集団、汚職取締機関が非執行董事の身柄を拘束」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2014/12/19)
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