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豪特保健、本土民営企業が筆頭株主に
2014.12.17 10:34
豪特保健(06880.HK)は16日、筆頭株主の葉治成・主席を含む重役4人が、合計で1億7914万株に上る保有株(現在の発行済み株数の約56.00%)を中国本土の民営企業である騰邦投資控股有限公司(騰邦投資控股)に売却したと発表した。売却価格は総額3億7440万2600HKドル、1株あたり2.09HKドル。これにともない騰邦投資控股が豪特保健の筆頭株主となり、マンダトリー・オファー(義務的公開買付)を実施することになったという。
マンダトリー・オファーの提示価格は1株あたり2.09HKドルで、2014年11月28日の終値1.92HKドルを約8.9%上回る。騰邦投資控股は豪特保健の上場を継続する方針を示している。
豪特保健の筆頭株主となった騰邦投資控股は、鍾百勝氏が支配する民営企業で、中国企業聯合会が発表した2014年の中国企業500強にランクインした。騰邦投資控股は深セン証券取引所の「創業板」(ベンチャー市場)に上場する深セン市騰邦国際商業服務股フン有限公司(300178.SZ)の株式32.9%を保有し、筆頭株主となっている。
今回の情報開示のため、同社株は2014年12月1日に売買停止となったが、2014年12月17日に取引を再開する予定。
(同件につきましては、2014年10月22日付「筆頭株主が保有株売却交渉の期限を延長」、2014年8月29日付「筆頭株主が保有株売却をめぐり覚書締結」、2014年7月11日付「筆頭株主の保有株売却交渉は継続中」、2014年6月12日付「筆頭株主が保有株の売却をめぐり交渉中」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2014/12/16)
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