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中路、A株の第三者割当増資を発表
2014.12.05 10:10
中路（900915.SS）は5日、実質筆頭株主である陳栄・董事長を割当先とするA株の第三者割当増資を計画していると発表した。発行価格は1株あたり20.36元で、発行株数は1億2278万9786株以下を予定。調達資金は25億元（諸費用控除前）に上り、うち20億元を400メガワット級の空中風力発電（高高度風力発電）プロジェクトに充てるという。
今回の増資については、株主総会の承認が必要。また、発行するA株には、36カ月のロックアップ（売却禁止）期間が設けられる。発行株数が上限に達した場合、陳董事長の中路に対する持ち株比率は、当初の約40.92％から約57.25％に上昇することになる。
投資を計画している空中風力発電では、高度300～1万メートルの上空風を利用。発電機は地上に置かれ、これと連結した傘を上空に飛ばす。上空の傘は開閉することで、一定の高度内を上下動する。これによりケーブルが何度も引っ張られ、地上の発電機を回転させるという。
今回の情報開示のため、同社株は2014年11月28日に売買停止となったが、2014年12月5日に取引を再開する予定。
【出所】上海証取サイト上の公告(2014/12/05)
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