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パンアジアマイニング、株主割当増資などを計画
2014.11.25 13:43
パンアジアマイニング(08173.HK)は23日、既存株10株につき新株3株を割り当てる株主割当増資(ライツ・イシュー)を実施すると発表した。さらに割り当てた株式3株につき新株2株を交付する株式分割(無償交付)も行う。日本人を含む海外株主は規制があるため増資に応じることはできない。これにより、少なくとも約1億4690万HKドル(諸費用を含む)を調達する見込み。売買単位も現在の5000株から1万株に改める。
1株あたりの割当価格は0.50HKドルを予定しており、2014年9月22日の終値0.34HKドルを47.06%上回る水準。ただ、株式分割(無償交付)を考慮した実質的な割当価格は0.3HKドルとなり、同日の終値を11.76%下回る。予定スケジュールによると、株主割当増資の権利落ち日は2015年1月7日、売買単位の変更日は2月5日となっている。
なお、同社は債権者などと債務再編に合意。総額1億4000万米ドル(約10億9200万HKドル)を投じて、転換社債(CB)の買入償還を行う。また、同社の債務不履行の関係で差し押さえられていた主要株主の保有CB(総額2億147万4359米ドル)はすでに別の投資会社に譲渡されており、パンアジアマイニングは約2億3600万HKドルを新株や現金により同投資会社に支払うとしている。株主割当増資による調達資金は、この債務再編の支払いに充てられるとしてる。
今回の情報開示のため、同社株は2014年9月23日に売買停止となったが、2014年11月24日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2014/11/23)
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