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【11月13日の中国本土市場】
2014.11.13 17:58
主要指数はそろって反落。上海市場は上海総合指数が前日比0.35%安の2485.60ポイント、A株指数が0.35%安の2602.89ポイント、B株指数が0.39%安の261.48ポイント。深セン市場はA株指数が1.46%安の1384.98ポイント、B株指数が0.14%安の969.40ポイント。両市場の売買代金は前日に比べ約20%増加し、概算で4516億元だった。
上海総合指数は方向感を欠いた展開となった。朝方は節目の2500ポイントを突破する場面もあったが、午後に10月の主要経済統計の発表を控えていることもあり、下げに転じた。後場は軟調にスタート。主要経済統計は市場予想をやや下回ったが、これでアク抜けした。香港経由で海外資金が上海市場に流入すると見込まれる「滬港通」(上海・香港ストック・コネクト)を今月17日に控えていることから、後場の中盤で上げに転じ、再び2500ポイントを抜いた。だが、終盤で利益確定売りに押され、結局は小幅安で終了した。上海市場は下落銘柄が全体の6割に上った。深セン市場は「創業板」の小型株が幅広く売られ、下落銘柄が7割に達した。鉄鋼、非鉄金属、保険などの銘柄が堅調だったものの、軍需産業などのテーマ株が総じて売られた。
上海B株市場は8割の銘柄が値下がりした。幅広い銘柄が売られるなか、昨日の下落率1位だった内モンゴル伊泰石炭'B'(900948.SS)が反発し、本日は上昇率2位の1.95%高。また、昨日は大幅高だった上海自由貿易区の関連銘柄はまちまち。昨日の上昇率1位だった上海陸家嘴金融貿易区開発(900932.SS)は0.66%高と続伸したものの、そのほかは反落。ただ、上海外高橋保税区開発(900912.SS)が0.10%安など下げ渋った。
深センB株市場は5割半の銘柄が下落した。昨日の上昇率1位だった東旭光電科技(200413.SZ)が反落し、本日は下落率1位の4.70%安。昨日の上昇率2位だった深セン賽格(200058.SZ)も反落し、1.14%安だった。(中国部・千原)
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