内藤証券

マーケット情報

お取扱商品のマーケット情報をご覧いただけます。

中国株ニュース 詳細

【11月12日の中国本土市場】

2014.11.12 17:18

 主要指数はいずれも反発。上海市場は上海総合指数が前日比1.00%高の2494.47ポイント、A株指数が1.00%高の2612.18ポイント、B株指数が1.16%高の262.53ポイント。深セン市場はA株指数が1.48%高の1405.62ポイント、B株指数が0.85%高の970.79ポイント。両市場の売買代金は概算で3751億元にとどまり、前日に比べ約35%減少した。

 香港経由で海外資金が上海市場に流入すると見込まれる「滬港通」(上海・香港ストック・コネクト)が今月17日にスタートすることへの期待感から、上海総合指数は低く寄り付いたものの、前場の中盤で上げに転じた。だが、すでに年初来高値付近にあることから利益確定の動きに押され、再び下げに沈んで前場を終了した。売りが一巡すると、「滬港通」を期待する買いが入り、後場は一本調子で上げ幅を拡大。上海総合指数は高値引けし、年初来高値を更新した。上海市場と深セン市場のいずれも上昇銘柄が全体の8割に上った。昨日の記録的な大商いの反動もあり、売買代金は4日ぶりに4000億元を割り込んだ。

 上海B株市場は8割弱の銘柄が値上がりした。A株市場で上海自由貿易区の関連銘柄が相次いでストップ高となり、B株市場でも大幅高となった。上海陸家嘴金融貿易区開発(900932.SS)が7.19%高、上海金橋輸出加工区開発(900911.SS)が4.57%高、上海外高橋保税区開発(900912.SS)が4.45%高と、上昇率1~3位に並んだ。アジア太平洋経済協力会議(APEC)で域内の自由貿易エリア推進について合意に達したという報道が材料視されたほか、海外投資家に物色されることへの期待感が買いを後押ししたもようだ。このほか上海地場系の銘柄が堅調。一方、時価総額の大きな内モンゴル伊泰石炭'B'(900948.SS)が反落し、本日は下落率1位の1.44%安だった。

 深センB株市場は上昇銘柄が9割に達した。東旭光電科技(200413.SZ)が5.73%高、深セン賽格(200058.SZ)が3.25%高と、電子部品関連が上昇率1~2位に並んだ。昨日は大きく下げた深セン赤湾港航(200022.SZ)は反発し、本日は2.87%高。一方、値下がりは5銘柄のみで、長安汽車(200625.SZ)が下落率1位の0.95%安だった。(中国部・千原)

一覧へ戻る

外国株式のリスク
外国株式等は、株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。また、為替相場の変動等により損失(為替差損)が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等により、損失が生じるおそれがあります。
外国株式取引の手数料について
外国株式取引の手数料はお客様の取引形態により違いがあるため、投資にかかる手数料についてはこちらをご確認ください。
外国株式取引は、クーリング・オフの対象にはなりません。
中国株の株価・企業情報などについて
株価情報の提供元や表示内容、表示方法のご説明、また配当情報の注意点などを記載しています。
詳しくは中国株の株価・企業情報などについてをご覧ください。
米国株の株価・企業情報などについて
株価情報の提供元や表示内容などを記載しています。
詳しくは米国株の株価・企業情報などについてをご覧ください。