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卓爾発展、資産再編と特別配当を計画
2014.10.23 11:23
卓爾発展（02098.HK）は22日、実質筆頭株主の閻志・主席との資産再編を実施すると発表した。これにともない特別配当を実施するという。
卓爾発展は資産売却を実施。湖北省武漢市で不動産開発事業を展開する正安実業（武漢）有限公司（正安武漢）の出資持分48％を5億8600万元（約7億3941万4800HKドル）で閻主席に売却する。また、卓爾発展が保有する正安武漢の出資持分3％も閻主席に売却する予定。これにより正安実業は卓爾発展の連結子会社から外れることになる。
売却で得た約7億3941万4800HKドルは、特別配当として卓爾発展の株主に分配する計画。これには株主総会の承認が必要。
また、卓爾発展は閻主席と資産交換を実施する。卓爾発展はエキシビジョン・ホテルなどの事業を手がける武漢卓爾城投資発展有限公司の出資持分100％を閻主席に譲渡。その一方で卓爾発展は卸売顧問事業を手がける武漢衆邦金控投資有限公司融資事業を手がける武漢漢口北担保投資有限公司、運輸業を手がける武漢卓爾陸港中心投資有限公司の出資持分100％を閻主席から取得する。そのうえで閻主席は1520万元を卓爾発展に支払う。
なお、一連の取引による売却益は約2億1900万元に上る見込み。
【出所】香港証取サイト上の公告(2014/10/22)
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