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【9月30日の中国本土市場】

2014.09.30 17:55

 主要指数はそろって上昇。上海市場はいずれも6日続伸し、上海総合指数が前日比0.26%高の2363.86ポイント、A株指数が0.26%高の2474.58ポイント、B株指数が0.52%高の268.16ポイント。深セン市場はA株指数が3日続伸し、0.64%高の1393.00ポイント。B株指数は6日続伸し、0.44%高の979.62ポイントだった。両市場の売買代金は概算で3478億元に上り、前日に比べ約6%減少した。

 明日から1週間に及ぶ国慶節連休を控え、上海総合指数は前日終値を挟んでの小動きに終始した。上海市場は5割半の銘柄が上昇した。香港と上海の株式クロスボーダー投資を認める「滬港通」(上海・香港ストック・コネクト)への期待感が広がる一方、9月のHSBC中国製造業PMI(確定値)が速報値から下方修正されるなど、景気先行き不安も意識された。深セン市場は「創業板」に上場するベンチャー企業を中心に6割近くの銘柄が値上がりした。

 上海B株市場は7割近くの銘柄が上昇した。昨日の上昇率3位だった湖南天雁機械(900946.SS)が続伸し、本日は上昇率1位の3.17%高。また、今年12月から石炭の資源税をこれまでの従量制から従価制に切り替えるという政府の決定を受け、時価総額の大きな内モンゴル伊泰石炭'B'(900948.SS)が2.40%高と続伸した。石炭価格が低迷するなか、従価制への移行が企業負担の軽減につながるとの見方が買いにつながった。このほかiPhone6が来月から中国本土で発売されることが決まり、通信設備メーカーの上海普天郵通科技(900930.SS)が上昇率3位の2.94%高だった。一方、上海振華重工(900947.SS)は下落率1位の3.16%安。取引先の英企業から賠償請求訴訟が起こされ、これが売り材料となった。

 深センB株市場は6割半の銘柄が上昇した。iPhone6の発売決定を受け、通信設備の南京普天通信(200468.SZ)が上昇率1位の8.24%高。昨日まで2日連続で上昇率1位だった海南珠江控股(200505.SZ)は7.20%高と続伸し、本日は上昇率2位。連休を前に酒造株は明暗が分かれ、白酒の安徽古井貢酒(200596.SZ)が下落率2位の1.76%安と続落した一方、ワインの張裕葡萄酒(200869.SZ)は0.40%高と小反発した。(中国部・千原)

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