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徳金資源、問題子会社の調査結果を発表
2014.09.30 15:50
徳金資源（01163.HK）は29日、同社が2010年5月に買収した北京清大徳氏科技有限公司（清大徳氏）をめぐる問題を調査した結果を明らかにした。清大徳氏は徳金資源グループの中核企業で、中国本土で7カ所の金鉱を保有する。だが、清大徳氏は乱脈経営が原因で、事業が大きく悪化。調査の結果、徳金資源で執行董事を務めていた繆泰来氏とその兄の繆恩来氏（以下、「繆兄弟」）が、すべての元凶であることが判明したという。
繆兄弟は2010年5月の買収前に多数の企業と複数の投資契約などを交わしていたが、これを秘密にしたまま、履行もしなかった。このため清大徳氏は多くの訴訟を抱えたが、繆兄弟が勝手に和解。応訴した案件もあったが、繆兄弟は訴訟に消極的で敗訴した。
清大徳氏が徳金資源に買収された後も、繆兄弟の乱脈経営は止まらず、さらに事業を妨害するような行為もあったという。
（同件につきましては、2014年9月24日付「偽造CB事件の最新状況」、2014年9月1日付「14年6月中間決算の発表が遅延」、2014年8月21日付「偽造CB事件に前重役兄弟が関与」、2014年7月29日付「子会社の問題で特別調査委員会を設置」、2014年7月14日付「売買再開の条件を香港証取が明示」、2014年6月12日付「前執行董事の兄と紛争」、2014年4月3日付「清算申請が出される」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2014/09/29)
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