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【9月24日の中国本土市場】
2014.09.24 17:36
主要指数はいずれも続伸。上海市場は上海総合指数が前日比1.46％高の2343.57ポイント、A株指数が1.46％高の2453.42ポイント、B株指数が1.62％高の264.05ポイントだった。深セン市場はA株指数が1.37％高の1367.48ポイント、0.83％高の968.66ポイントだった。両市場の売買代金は概算で3849億元に上り、前日に比べ約27％増加した。
上海総合指数は小安く寄り付いたものの、朝方で上げに転じた後は一本調子で上げ幅を拡大。本日の高値付近で引け、終値ベースで年初来高値を更新した。上海市場は8割あまりの銘柄が上昇。深セン市場は7割半の銘柄が値上がりした。香港と上海の株式クロスボーダー投資を認める「滬港通」（上海・香港ストック・コネクト）のスタートが近づき、証券株が大幅高。海外投資家の矛先が向かうとの見方が広がっている軍需株が軒並み買われた。このほか金融イノベーション、保険、石炭、原子力発電、石油などの関連銘柄が堅調だった。
上海B株市場はほぼ全面高。湖南天雁機械（900946.SS）が上昇率1位の7.76％高。A株市場で軍需株が買われるなか、同社の筆頭株主が二大軍需企業の中国兵器装備集団公司であることから、物色の対象となった。主力の大型株が上げも目立ち、華新セメント（900933.SS）が2.64％高、内モンゴル伊泰石炭'B'（900948.SS）が2.64％高、上海振華重工（900947.SS）が2.49％高だった。一方、値下がりは2銘柄のみ。*ST中国紡織機械（900906.SS）は再編計画が証券当局に承認されたことを明らかにしたが、好材料出尽くし感から0.15％安だった。
深センB株市場は9割近くの銘柄が上昇した。深セン市場でも中国兵器装備集団公司の傘下企業が買われ、二輪車メーカーの重慶建設摩托車（200054.SZ）が上昇率2位の3.86％高だったほか、自動車メーカーの長安汽車（200625.SZ）が1.69％高。ただ、同じ自動車メーカーでも江鈴自動車（200550.SZ）は下落率1位の2.46％安だった。（中国部・千原）
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