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第一信用金融集団、資本再編を計画
2014.09.19 11:14
第一信用金融集団(08215.HK)は18日、株式併合、株主割当増資などを含む資本再編を実施すると発表した。株式10株を1株(額面0.10HKドル)に併合。そして併合後の株式1株につき新株3株を割り当てる株主割当増資(ライツ・イシュー)を実施する。日本人を含む海外株主は、規制があるため増資に応じることはできない。1株あたりの割当価格は0.238HKドルで、少なくとも約9932万HKドル(諸費用を除く)を調達する見込み。調達資金は証券関連や資金貸付業務に充てるほか、運転資金にもまわすとしている。
さらに登記地をバミューダ諸島に変更し、1億286万5637HKドルの資本剰余金を利益剰余金に振り替える。最後に株式の額面を0.10HKドルから0.01HKドルに引き下げることを通じて減資を実施。約5184万HKドルを捻出し、これも利益剰余金に振り替えるという。
割当価格の0.238HKドルは2014年9月18日の終値1.08HKドル(株式併合による調整済み)を78.0%下回る水準。予定スケジュールによると株式併合は2014年10月30日に発効し、同日から仮コードのみの取引が始まる見込み。この間の10月31日に株主割当増資の権利落ち日を迎え、11月13日~12月3日はパラレルトレードになる予定。資本剰余金の振り替えは12月1日、登記地変更は12月5日、減資は12月29日にそれぞれ発効するとしている。
【出所】香港証取サイト上の公告(2014/09/18)
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