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桑徳国際、深セン上場企業が主要株主に
2014.09.18 11:29
桑徳国際（00967.HK）は18日、深セン証券取引所に上場する桑徳環境資源股フン有限公司（000826.SZ、桑徳環境）に2億8037万3831株に上る新株（現在の発行済み株数の約19.11％）を発行すると発表した。発行価格は1株あたり8.10HKドルで、2014年9月10日の終値8.92HKドルを約9.19％下回る。
また、桑徳国際の文一波・主席の支配会社は2億6479万7507株に上る保有株（現在の発行済み株数の約18.05％）を桑徳環境に売却する。売却価格は1株あたり8.10HKドルで、新株の発行価格と同じ。
一方、桑徳国際は桑徳環境から湖北一弘水務有限公司（一弘水務）の出資持分100％を買収する。買収価格は12億元で、新株発行による調達資金などを支払いに充てる。一弘水務は上下水道事業を手がける企業。2013年12月本決算の税引き後利益（未監査）は44.4％増の7243万5800HKドルだった。
これにより中国本土の上場企業である桑徳環境が桑徳国際の主要株主となる。また、桑徳国際は桑徳環境の上下水道事業を傘下に収めることになる。
なお、桑徳国際と桑徳環境のいずれも文主席が実質支配している上場企業。一連の取引で桑徳国際に対する文主席と共同行為者の持ち株比率は、当初の約51.33％から約59.15％に上昇する見込み。文主席はマンダトリー・オファー（義務的公開買付）の実施義務が発生するものの、すでに免除されたという。
今回の情報開示のため、同社株は2014年9月11日に売買停止となったが、2014年9月18日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2014/09/18)
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