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百利大、重役同士の法廷闘争で筆頭株主が勝利

2014.09.03 15:49

　百利大（00495.HK）は9月2日、2014年8月1日に開いた株主総会の決議事項について、バミューダ諸島の裁判所が承認する判決を下したと発表した。その結果、羅晃氏、陳徳光（マイク・チェン）氏、宋方舟氏、王章衛（ルヌン・ウォン）氏、呉希珀氏、林芝慧（タミー・ラム）氏は董事（取締役）はいずれも2014年8月1日に遡って解任。一方、阮志華氏、陳智豪氏が董事に就任した。また、筆頭株主の翁世華（ジェームズ・オン）氏が主席に就任したという。

　これにより同社の董事会（取締役会）は、翁主席、阮氏、陳氏、朱培慶氏、郭偉志氏の5人で構成されることになった。深刻化した重役間の法廷での争いは、筆頭株主が勝利した格好となった。

（同件につきましては、2014年9月2日付「公開買付が再延長」、2014年8月18日付「筆頭株主が差止命令を請求」、2014年8月1日付「公開買付が延長」、2014年7月17日付「筆頭株主の公開買付に反対」、2014年7月14日付「重役間の確執は解消せず」、2014年7月4日付「公開買付がスタート」、2014年7月3日付「重役間の確執が深刻化」、2014年6月13日付「筆頭株主が公開買付を提案」をご参照ください）

【出所】香港証取サイト上の公告(2014/09/02)

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