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環能国際、株主割当増資とワラント発行を計画
2014.09.03 11:48
環能国際(01102.HK)は9月2日、既存株2株につき新株1株を割り当てる株主割当増資(オープン・オファー)を実施すると発表した。日本人を含む海外株主は、規制があるため増資に応じることができない。さらに株主割当増資で発行した新株5株につきワラント3枚を割り当てるという。
株主割当増資で発行する新株は17億4677万3000~18億7246万3000株(オプションの行使にともない変動)。割当価格は0.02HKドルで、2014年9月1日の終値0.133HKドルを約84.96%下回る。権利落ち日は2014年10月10日を予定している。この増資により、諸費用を除いて少なくとも約3340万HKドルを調達する見込みで、運転資金に充てると説明している。
ワラントの発行規模は10億4806万3800~11億2347万7800枚。当初行使価格は0.21HKドルで、2014年9月1日の終値0.133HKドルを約57.89%上回る。ワラントがすべて行使された場合、諸費用を除いて最大で約2億3590万HKドルを調達する見込みで、運転資金に充てるという。
実質筆頭株主の陳栄謙(ケニー・チャン)主席が株主割当増資を引き受ける。応募株が少ない場合、陳主席の持ち株比率が大幅に上昇し、マンダトリー・オファー(義務的公開買付)を実施する義務が発生するが、その免除を申請する予定。義務免除が認められない場合、株主割当増資は実施されない。また、株主総会の承認も必要となる。
今回の情報開示のため、同社株は2014年9月2日に売買停止となったが、2014年9月3日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2014/09/02)
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