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中信泰富、全体上場に向けた一連の取引が完了
2014.08.26 14:41
中信泰富（00267.HK）は25日、筆頭株主の中国中信有限公司（旧社名：中国中信股フン有限公司、中国中信）の株式100％を国務院直属の中国中信集団有限公司（CITIC）から買収する件について、取引が完了したことを明らかにした。対価も現金部分が533億5755万4905HKドル、株式での支払部分が2332億2779万8536HKドルに上方修正されており、中信泰富は173億176万5470株の新株を発行。これにより、中国中信は中信泰富の100％子会社となった。
また、浮動株比率の維持を目的とした第三者割当増資も完了。複数の企業、投資家などに13.48HKドルの割当価格で計39億5211万4000株の新株を発行し、諸費用を除いて530億4200万HKドルを調達している。
これにより、筆頭株主グループの全体上場に向けた一連の取引は完了。中信泰富の発行済株数は249億332万3630株に増加し、最終支配者であるCITICの持ち株比率は77.9％に上昇した。一方で浮動株比率は21.87％に低下したものの、香港証券取引所が承認した最低基準（15％）は上回っているという。
（同件につきましては、2014年7月15日付「増資の割当先が27社に」、2014年5月15日付「浮動株比率維持の第三者割当増資で契約」、2014年4月17日付「筆頭株主の全体上場計画で正式契約」、2014年3月27日付「筆頭株主の全体上場計画で枠組み契約」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2014/08/25)
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