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【8月18日の中国本土市場】
2014.08.18 18:03
主要指数はそろって上昇。上海市場は上海総合指数が前営業日比0.57％高の2239.46ポイント、A株指数が0.56％高の2344.40ポイントと続伸。B株指数は6日続伸し、1.00％高の252.90ポイント。深セン市場はいずれも続伸し、A株指数が1.47％高の1272.56ポイント、B株指数が0.20％高の949.96ポイントだった。両市場の売買代金は概算で3216億元に上り、先週末に比べ約13％増加した。
上海総合指数は寄り付きから堅調に推移し、再び年初来高値を更新した。上海市場と深セン市場のいずれも8割近くの銘柄が上昇。なかでもメディア、医療機器、グラファイトなどの関連銘柄が堅調だった。商いは活発で、売買代金は再び3000億元を超えた。香港と上海の株式クロスボーダー投資を認める「滬港通」（上海・香港ストック・コネクト）への期待感が引き続き株価を押し上げているもようだ。
上海B株市場は9割あまりの銘柄が上昇。上海匯麗建材（900939.SS）が上昇率1位の5.46％高。インドネシアの財閥企業が筆頭株主に資本参加することが決まり、今後の事業展開に対する期待が膨らんだ。丹化化工（900921.SS）は14年6月中間決算も大幅な増収となり、赤字額が前四半期比と前年同期比のいずれも減少となったことを好感し、上昇率3位の4.11％高だった。また、14年6月中間決算が2ケタ増益だった上海海立集団（900910.SS）は1.05％高。一方、下落したのは2銘柄のみ。上海大名城（900940.SS）が1.38％安、上海開開実業（900943.SS）が0.37％安だった。
深センB株市場は7割の銘柄が上昇した。14年6月中間決算が33.90％増益だった国薬一致薬業（200028.SZ）が上昇率4位の1.63％高。また、杭州スチームタービン（200771.SZ）は減収減益だったものの、14年1－3月期決算に比べ落ち込みが軽減していることから、上昇率5位の1.43％高。一方、値下がりは8銘柄のみだが、大型株が多く含まれ、深センB株指数の重荷となった。長安汽車（200625.SZ）が続落し、下落率1位の1.73％安。また、京東方科技（200725.SZ）が0.83％安、招商局地産控股（200024.SZ）が0.14％安だった。（中国部・千原）
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