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敦沛金融、西南証券への増資で追加情報
2014.08.18 10:40
敦沛金融(00812.HK)は15日、西南証券股フン有限公司(600369.SS)の香港子会社である西証国際投資有限公司(西証国際)を割当先とする第三者割当増資について、追加情報を明らかにした。発行株数は12億4512万4409株(現在の発行済み株数の約104.50%)に調整。西証国際の持ち株比率は約51.10%となる見込み。増資の完了後、西証国際は未保有の敦沛金融に対し、マンダトリー・オファー(義務的公開買付)を実施することになる。
割当価格は1株あたり0.28HKドルで、2014年7月11日の終値0.58HKドルを約51.72%下回る。諸費用を除いた調達資金は約3億2800万HKドルに上る見込みで、香港と上海の株式クロスボーダー投資を認める「滬港通」(上海・香港ストック・コネクト)を視野に、運転資金に充てるという。
一方、マンダトリー・オファーの提示価格は0.58HKドルで、2014年7月11日の終値と同じ。西証国際は敦沛金融の証券事業を継続する方針。敦沛金融の上場を維持する一方、董事会(取締役会)を改組する計画を示している。なお、今回の増資については、株主総会での承認が必要。
今回の情報開示のため、同社株は2014年7月14日に売買停止となったが、2014年8月18日に取引を再開した。
(同件につきましては、2014年7月15日付「西証国際への割当増資で正式契約」、2014年6月20日付「上海上場の西南証券が実質筆頭株主に」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2014/08/15)
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