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新洲発展、本土の実業家が筆頭株主に
2014.08.15 10:50
新洲発展(00377.HK)は14日、実質筆頭株主の孫粗洪(ポール・スン)主席が、16億6896万7000株に上る保有株(現在の発行済み株数の約62.62%)を中国本土で不動産開発や物流事業を展開する遼寧華君控股集団有限公司(華君集団)の孟広宝・総裁に売却したと発表した。売却価格は総額5億8413万8450HKドル、1株あたり0.35HKドル。これにより華君集団の孟総裁が新洲発展の筆頭株主となった。筆頭株主の交代にともない、孟総裁は未保有の新洲発展の株式に対し、マンダトリー・オファー(義務的公開買付)を実施する。
マンダトリー・オファーの提示価格は1株あたり0.35HKドルで、2014年8月8日の終値0.40HKドルを約12.50%下回る。孟総裁は新洲発展の執行董事(執行取締役)に就任する見込み。新洲発展の上場は継続する方針という。
今回の情報開示のため、同社株は2014年8月8日14時(日本時間)に売買停止となったが、2014年8月15日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2014/08/14)
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