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玖源化工、株式併合・増資などを含む資本再編を計画
2014.08.15 11:22
玖源化工(00827.HK)は14日、株式併合、第三者割当増資などを含む一連の資本再編計画を発表した。まず、株式5株を1株(額面0.10HKドル)に併合。売買単位も2万株から4000株に改める。その後、新株と転換社債(CB)の割当発行を通じて、実業家の鄭建明氏から10億2000万HKドル(諸費用を除く)を調達。また、鄭氏から無利子で2億HKドルの融資を受ける。これらの資金は債務返済や設備投資、運転資金などに充てられる。
予定スケジュールによると、株式併合は2014年9月19日に発効し、10月8~28日はパラレルトレードとなる見込み。新株の割当価格、CBの転換価格はいずれも0.32HKドルで、2014年7月28日の終値0.55HKドル(株式併合による調整済み)を41.8%下回っている。
増資で発行される新株は8億株で、鄭氏は新たな筆頭株主として35.76%の株式を保有することになる。さらにCBがすべて転換されれば、最大26億株が追加発行され、鄭氏の持ち株比率は70.27%まで上昇する見込み。鄭氏はマンダトリーオファー(義務的公開買付)の免除を申請するとしている。なお、鄭氏は順風光電(01165.HK)の株式26.4%を保有している。
今回の情報開示のため、玖源化工の株式は2014年7月28日14時(日本時間)に売買停止となったが、2014年8月15日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2014/08/14)
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