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漢華専業服務、一部株主に株式が集中
2014.08.05 12:41
漢華専業服務（08193.HK）は4日、2014年7月18日時点で大量の株式が一部の株主によって保有されているという香港証券及期貨事務監察委員会（SFC＝香港証券先物管理委員会）の指摘を明らかにした。このため少量の株式取引でも株価が大きく変動する可能性があるとして、SFCは投資家に注意を喚起している。
SFCによると、19人の株主が発行済み株数の約30.71％を保有。このほかに筆頭株主である同社の葉国光・董事総経理の持ち株比率が約60.61％に上る。
これら19人と葉董事総経理が保有する株式は発行済み株数の約91.32％に達し、その他の一般株主の保有株は約8.68％にすぎない状態にある。
2014年6月の同社株の株価は0.405～0.600HKドルで推移。だが、2014年7月2日の終値は0.7200HKドルに達し、前日比で50％高となった。ただ、その後は下落が続き、2014年7月16日の終値は0.410HKドルとなり、2014年7月2日に比べ43.06％安だった。
同社は2014年7月17日に既存株2株に新株1株を割り当てる株主割当増資（オープン・オファー）を発表。割当価格は1株あたり0.200HKドルで、少なくとも5050万HKドルを調達する計画という。
この株主割当増資の発表を受け、2014年7月18日の終値は0.330HKドルに下落し、2014年7月16日に比べ19.51％安だった。なお、2014年8月1日の終値は0.370HKドルで、2014年7月18日に比べ12.12％高だった。
同社の説明によると、浮動株比率は上場規則で定められた下限の25％を上回っているという。
【出所】香港証取サイト上の公告(2014/08/04)
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