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インキュテック、マンダトリー・オファーの実施結果
2014.07.29 10:09
インキュテック（00356.HK）は28日、新たな実質支配者となった梁景裕（アレックス・リョン）氏を含む筆頭株主グループによるマンダトリー・オファー（義務的公開買付）の実施結果を明らかにした。応募株数は発行済み株数全体の0.005％にとどまり、買付が完了。ただ、筆頭株主グループは応募株数と同じ株数を公開買付後に売り出しており、保有株比率は引き続き96.13％のまま変わらないとしている。
公開買付の完了を受け、筆頭株主グループを除く一般株主を対象に、保有株2株につき新株15株を割り当てる株主割当増資（オープン・オファー）を実施し、浮動株比率の回復を図るとしている。権利落ち日は2014年7月30日を予定。日本人を含む海外株主は、規制があるため増資に応じることはできない。
なお、株主割当増資の完了後も浮動株比率を回復できない場合、筆頭株主グループは最大4億1787万5000株（増資後の発行済み株数の22.0％）を売り出す見込み。
（同件につきましては、2014年7月7日付「マンダトリー・オファーがスタート」、2014年7月1日付「筆頭株主の交代へ」、2014年5月29日付「増資を計画」、2014年3月28日付「香港証取が売買再開の条件を再び明示」、2013年7月12日付「売買再開プランを提出」、2013年5月7日付「主要株主が保有株を譲渡」、2013年1月22日付「売買再開の条件を香港証取が明示」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2014/07/28)
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