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第一上海、公開買付の可能性

2023.08.04 12:26

　第一上海（00227.HK）は8月3日、同社株に対する公開買付を実施する義務が発生する可能性を発表した。なお、義務が発生しなかった場合は、公開買付を実施することはない。

【公開買付の概要】

◆公開買付の種類：マンダトリー・オファー（義務的公開買付）

◆買付者：労元一

◆買付者の持ち株比率（現時点）：34.78％

◆買付者の事業経験：第一上海の主席

◆公開買付の実施理由：買付者が株主割当増資の失権株を買い取り、持ち株比率の上昇が2％を超えた場合に限り、公開買付の義務が発生。

◆対価の種類：現金

◆提示価格（1株あたり）：0.11HKドル

◆提示価格の水準：2023年7月31日の終値0.125HKドルに比べ12％安。

◆公開買付の前提条件:未達成

◆上場継続の意思：あり（上場基準を満たさくなった場合は、浮動株比率の回復を図る）

◆浮動株比率（現時点）：65.21％（上場基準を満たす）

◆応募締切日（現地）：未定

【注意】上記の公開買付は、内容の変更、計画の中止の可能性もあるので要注意。前提条件が未達成のまま終了した場合、応募株は買い取られず、株主に返還される。買付者の持ち株比率には、共同保有者の保有株も含まれる。

【株式売買備考】今回の情報開示のため、同社株は2023年8月1日に売買停止となったが、2023年8月4日に取引を再開した。

【出所】香港証取サイト上の公告(2023/08/03)

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