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アリババSW、アントグループのA・H同時上場計画の概要
2020.10.22 10:42
アリババSW(09988.HK)は22日、傘下フィンテック会社の螞蟻科技集団股フン有限公司(アントグループ)について、A・H同時上場計画の概要を発表した。
上海証券取引所・科創板(STAR Market、ハイテク・イノベーション型企業向け株式市場)に上場予定のA株(688688.SS)と、香港証券取引所に上場予定のH株の公募株数上限はそれぞれ16億7070万6000株を予定。さらにアントグループは100%子会社(螞蟻国際)のB種・C種株を保有する株主(アリババSWを含む)を対象に、B種・C種株を消却したうえで計32億5644万6324株のH株を割り当てる。オーバーアロットメントが上限まで行使された場合、A株とH株はそれぞれ公募株数の15%分まで追加発行される可能性がある。
A株のブックビルディングは2020年10月23日に始まり、10月26日に公募価格・株数などが発表される。10月29日に申し込みが行われ、資金決済などを経て11月4日に募集の結果が開示される。A株の上場日などはあらためて開示する。また、H株の公募価格・上場日などを含む詳細もあらためて開示するという。
A・H同時上場後、アントグループの発行済み株数(オーバーアロットメントの行使前)は303億7648万7820株に増加。アリババSWの持ち株比率は約3割となる見通し。上場による調達資金は主力事業の拡大や運転資金などに充てる。
アントグループは決済サービスの「支付宝」(アリペイ)を含むフィンテック事業を展開。2019年12月本決算の営業収益は前年比41%増の1206億1800万元、純利益は2442%増の169億5700万元、2020年6月末の純資産は2082億6300万元に上る。
【出所】香港証取サイト上の公告(2020/10/22)
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