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【市況】香港市場(7月17日)
2020.07.17 17:48
■香港株価指数
ハンセン：25,089.17（△118.48）
中国企業：10,203.57（△69.65）
売買代金：1,295.30億（▼702.63億）
■相場概況
ハンセン指数は反発し、2万5000ポイントを回復して今週の取引を終了。前日の大幅安の反動に加え、A株市場の続落回避などが投資マインド改善に繋がった。内需関連の各大手が業績回復継続を織り込んで反発。特に夏場の需要を見込んでビール・観光株などが高い。医薬大手は官民挙げた中国のワクチン開発加速期待で反発。一方で米国の対中制裁強化が重しとなり、ハイテク関連株は概ね自律反発したものの、上げ幅は限定的。証券大手が続落した。売買代金は前日比で35％も減少。中国本土からの香港株投資の買越額は30.99億元に増加した。（畦田）
■本日の経済ニュース・個別銘柄情報
◇復星医薬(02196)が反発。子会社が新型コロナワクチンの臨床試験（フェーズ1）開始の許可取得と伝わる。
◇2Q、3Qの業績回復期待を受け、恒安国際（01044.HK）や蒙牛乳業（02319.HK）など消費関連大手が反発。
◇香港フラッグ・キャリアの国泰航空（00293.HK）は中間期の巨額赤字見通しが嫌気されて反落した。
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