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安踏体育用品、20年6月中間期は減益見通し
2020.07.16 10:59
安踏体育用品（02020.HK）は15日、2020年6月中間決算が減益となる見通し（未監査）を発表した。純利益は前年同期比で35％以下の減益となる見込み。合弁会社の損失を含まない場合は25％以下の減益を予想している。
新型肺炎の感染拡大の悪影響を受け、同社全体で5％以下の減収となる見込み。加えて代理店販売を採用している「安踏」ブランドで製品の返品や在庫の買い戻しなどがあり、粗利益率が低下。このほか、売掛金への引当金を積み増したほか、全体の人件費も増加したという。一方で同社の手元資金は十分な水準を確保しており、6月末の現預金などは200億元以上と、19年末の約126億元を大きく上回っているという。
なお、2020年4－6月期の「安踏」ブランド製品の売上高（小売価格）は、前年同期比で1ケタ台前半の減少。「FILA」ブランドは10％台前半の増加だった。その他のブランド製品は25～30％の伸びとなった。2020年6月中間期のブランド別売上高は「安踏」が前年同期比で10％台前半の減少となったものの、「FILA」は1ケタ台半ば、その他は1ケタ台後半の伸びを示したという。
【出所】香港証取サイト上の公告(2020/07/15)
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