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凱普松国際、非公開化を計画
2020.06.08 11:27
凱普松国際（00469.HK）は5日、スキーム・オブ・アレンジメント方式による同社株の非公開化（上場廃止）を実質支配者の林金村・主席ファミリー（持ち株比率（共同行為者の分も含む）：70.39％）が提案したと発表した。林主席ファミリーは凱普松国際の未保有株すべての買い取り・消却を目指す。凱普松国際の株式の低い流動性、資金調達が難しい状況、上場コストなどを考慮し、非公開化により時価を上回る価格での現金化の機会を提供できると説明している。
1株あたりの対価は0.6HKドルで、2020年5月29日の終値0.335HKドルを79.1％上回る水準。予定スケジュールはあらためて開示する。
なお、非公開化計画の発効には、株主総会での特別決議や、裁判所会議での独立株主による75％以上の賛成などが必要となる。このため、必ずしも実施されるとは限らないと強調している。
今回の情報開示のため、同社株は2020年6月1日に売買停止となったが、6月8日に取引を再開している。
【出所】香港証取サイト上の公告(2020/06/05)
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