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中航国際控股、親会社による公開買付がスタート
2020.01.08 10:14
中航国際控股(00161.HK)は8日、親会社の中国航空技術国際控股有限公司(中航国際)による同社H株を対象としたボランタリー・オファー(公開買付)がスタートしたと発表した。同社H株の非公開化(上場廃止)・吸収合併を目的とし、2020年3月6日に応募締切日を迎える。公開買付は現時点で発効しておらず、発効した場合、締切日は4月3日まで延長される見通し。
公開買付が1回目の締切日までに発効し、株主総会で同計画が承認された場合、中航国際控股のH株は3月11日に最終売買日を迎え、4月17日10時(日本時間)付で上場廃止となる見込み。9月1日までに中航国際による吸収合併が実施され、同社株は抹消される。
1株あたりの買付価格は9HKドルで、2020年1月3日の終値8.20HKドルを9.76%上回る水準。提示価格の引き上げは予定していない。公開買付の発効には独立H株主の90%以上の応募など、複数の条件がある。同計画の発効には、公開買付の完了に加え、株主総会での特別決議による承認などがある。同社H株が上場廃止となった場合、吸収合併発効から7営業日以内に中航国際は1株あたり9HKドルで残りのH株を買い取る見通しという。
同社H株のパフォーマンス・流動性の低さ、上場維持コスト、グループ全体の経営効率性向上などを考慮し、時価を上回る価格での非公開化計画が提案されたと説明している。
(同件につきましては、2019年10月3日付「親会社が非公開化を計画」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2020/01/08)
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