内藤証券

マーケット情報

お取扱商品のマーケット情報をご覧いただけます。

中国株ニュース 詳細

【2月20日の香港市場】

2019.02.20 17:48

 主要指数は反発。ハンセン指数は前日比1.01%高の2万8514.05ポイント、中国企業指数(旧H株指数)は1.01%高の1万1229.43ポイントだった。メインボードの売買代金は昨日に比べ12%増加し、概算で1086億4500万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)は上海経由の売越額は5億9900万元。深セン経由は6億1200万元の買い越しだった(注文ベース:買注文と売約定の差)。

 ニューヨーク市場はダウ平均が小幅に続伸。米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録の発表やワシントンでの米中通商交渉を控え、様子見ムードが広がった。一方で、米国が中国に対し人民元の安定を求めたと報道されたことを受け、人民元がオンショア・オフショアともに上昇。こうしたなか、香港市場は主要指数が高く寄り付いた。前場の中盤にかけて上げ幅を拡大したが、上値は重く利益確定売りに押された。後場は堅調に推移し、ハンセン指数は終値で約6カ月半ぶりに2万8500ポイントを回復した。「港股通」の売買代金がメインボード全体に占める比率は約13%だった。

 ハンセン指数の構成銘柄では、中国人寿保険(02628.HK)が上昇率1位の4.25%高。大手投資銀行が目標株価を引き上げたことが買い材料視された。吉利汽車(00175.HK)が上昇率2位の3.46%高。自動車市場の直近データから市況改善の兆しがあると指摘するアナリストレポートを手がかりに、同セクターの上昇に連れ高した。

 蒙牛乳業(02319.HK)が上昇率3位の3.37%高。中央政府が乳業を振興する意見を発表したことから、買いが集まった。テンセント(00027.HK)が1.24%高。モバイルゲームの商業運営について、未処理の申請が大量に残っており、当面は新規申請を停止するよう当局が通告したと報道されたが、材料視されなかった。

 一方、医薬株が軟調。中国生物製薬(01177.HK)が下落率1位の1.98%安、石薬集団(01093.HK)が同3位の0.61%安となった。一部の抗がん剤について、さらなる薬価引き下げに政府高官が言及したことが嫌気された。その他の銘柄では、前引け後に18年12月本決算の黒字転換見通しを発表した国泰航空(00293.HK)が7.76%高だった。(投資調査部・関)
 
ツイート

一覧へ戻る

外国株式のリスク
外国株式等は、株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。また、為替相場の変動等により損失(為替差損)が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等により、損失が生じるおそれがあります。
外国株式取引の手数料について
外国株式取引の手数料はお客様の取引形態により違いがあるため、投資にかかる手数料についてはこちらをご確認ください。
外国株式取引は、クーリング・オフの対象にはなりません。
中国株の株価・企業情報などについて
株価情報の提供元や表示内容、表示方法のご説明、また配当情報の注意点などを記載しています。
詳しくは中国株の株価・企業情報などについてをご覧ください。
米国株の株価・企業情報などについて
株価情報の提供元や表示内容などを記載しています。
詳しくは米国株の株価・企業情報などについてをご覧ください。