内藤証券

マーケット情報

お取扱商品のマーケット情報をご覧いただけます。

中国株ニュース 詳細

【11月6日の香港市場】

2018.11.06 17:49

 主要指数はいずれも反発。ハンセン指数は前日比0.71%高の2万6120.96ポイント、中国企業指数(旧H株指数)は0.83%高の1万632.64ポイントだった。メインボードの売買代金は昨日に比べ約12%減少し、概算で812億3100万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)は上海経由が3億7100万元の買い越し。深セン経由の買越額は1億6200万元だった(注文ベース:買注文と売約定の差)。

 ニューヨーク市場はダウ平均が反発。中間選挙を控えた様子見ムードのなか、大型株が個別の材料を手がかりに買われ、ダウ平均を押し上げた。一方、トランプ大統領がIT企業に対する規制強化の姿勢を示したことを嫌気し、ナスダック総合株価指数は続落した。良好な外部環境を背景に、香港市場の主要指数は高く寄り付いたものの、上海市場が軟調だったことを受け、ザラ場に入るとハンセン指数は軟調に推移。中国企業指数は前日終値を挟んでの小動きとなった。

 こうしたなか王岐山・国家副主席が、貿易問題の解決をめぐり米国と協議する用意があるとフォーラムで発言し、米中摩擦への懸念が和らぐことへの期待が膨らんだ。ダウ平均先物が堅調だったことも追い風となり、香港市場の地合いが後場の中盤で好転。香港の主要指数は上げ幅を広げる展開となり、本日の高値付近で終了した。ハンセン指数は節目の2万6000ポイントを回復。ただ、米中間選挙を控え、メインボードの売買代金は13日ぶりの900億HKドル割れ。本土マネーの動きも低調だった。

 ハンセン指数の構成銘柄では、本土系石油株の上昇が目立った。中国海洋石油(00883.HK)が上昇率1位の2.81%高だったほか、中国石油天然気(00857.HK)が2.24%高、中国石油化工(00386.HK)が1.80%高。香港系不動産株も堅調で、新鴻基地産(00016.HK)が2.18%高、新世界発展(00017.HK)が2.16%高、信和置地(00083.HK)が2.07%高だった。

 一方、「iPhone XR」の増産中止を嫌気し、舜宇光学科技(02382.HK)が3.82%安、瑞声科技(02018.HK)が3.45%安となり、下落率1~2位に並んだ。新エネルギー車の補助金が引き下げ観測を受け、吉利汽車(00175.HK)が下落率3位の2.87%安。カジノ株がそろって売られ、銀河娯楽(00027.HK)が1.61%安、サンズチャイナ(01928.HK)が1.32%安だった。(中国部・千原)
 
ツイート

一覧へ戻る

外国株式のリスク
外国株式等は、株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。また、為替相場の変動等により損失(為替差損)が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等により、損失が生じるおそれがあります。
外国株式取引の手数料について
外国株式取引の手数料はお客様の取引形態により違いがあるため、投資にかかる手数料についてはこちらをご確認ください。
外国株式取引は、クーリング・オフの対象にはなりません。
中国株の株価・企業情報などについて
株価情報の提供元や表示内容、表示方法のご説明、また配当情報の注意点などを記載しています。
詳しくは中国株の株価・企業情報などについてをご覧ください。
米国株の株価・企業情報などについて
株価情報の提供元や表示内容などを記載しています。
詳しくは米国株の株価・企業情報などについてをご覧ください。